Author: | 中野明 | ISBN: | 1230000246701 |
Publisher: | FLoW ePublication | Publication: | June 16, 2014 |
Imprint: | Language: | Japanese |
Author: | 中野明 |
ISBN: | 1230000246701 |
Publisher: | FLoW ePublication |
Publication: | June 16, 2014 |
Imprint: | |
Language: | Japanese |
本作品は2009年8月に秀和システムより出版された『ケインズの経済学がよくわかる本』を一部修正し、電子書籍版として出版したものです。
20世紀を代表する経済学者の一人、ケインズ──。
本書は難解だといわれるケインズの著作『雇用・利子および貨幣の一般理論』をもとに、ケインズ理論を図解とともにわかりやすく解説しました。
慢性的な失業と不況のメカニズム、乗数効果と政府の投資や公共事業による不況脱出のヒントなど、豊富な図解でケインズ経済学のエッセンスを理解してください。
【目次】
第1章 ケインズとは何者か?
1-1経済学の巨人ジョン・メイナード・ケインズ
1-2 ケインズの生涯
1-3 ケインズの主要著作
1-4 『一般理論』のエッセンス
1-5 いまケインズが注目される理由
column1 ケインズとアルフレッド・マーシャル
第2章 ケインズ経済学の不況観
2-1 ディマンドサイドとサプライサイド
2-2 新古典派経済学の不況観
2-3 新古典派経済学の失業観
2-4 摩擦的失業と自発的失業
2-5 ロビンソン・クルーソー経済
2-6 理論の核心としての有効需要
2-7 有効需要を構成する要素
2-8 非自発的失業の発生
2-9 需要不足による不況の発生
2-10 こうして雇用不足が発生する
column2 ケインズと魔術師ニュートン
第3章 有効需要が不足する理由
3-1 需要不足が起こるメカニズム
3-2 社会の消費量を決める消費性向
3-3 限界消費性向とは何か
3-4 貯蓄と投資は等しくなる
3-5 投資の限界効果
3-6 投資と利子率の関係
3-7 利子率を決める流動性選好
3-8 企業家心理が投資に及ぼす影響
3-9 長期の期待と不確実性
3-10 不況が社会を突如襲う理由
3-11 豊富の中の貧困というパラドックス
3-12 悲観の誤謬に陥った日本
column3 ケインズと絵画コレクション
第4章 流動性選好から消費拡大へ
4-1 不況の背景にある貨幣という存在
4-2 貨幣とは何か
4-3 流動性選好の動機
4-4 人の心理が決める流動性資産
4-5 貨幣の魔力
4-6 金融緩和政策と流動性の罠
4-7 合成の誤謬
4-8 蜂の寓話
4-9 賢明な支出を促せ
4-10 スタンプ付き貨幣
4-11 消費しても尽きないもの
4-12 織田信長と茶の湯
column4 ハイパーインフレーション
第5章 投資と乗数効果
5-1 需要不足による不況への処方箋
5-2 政府の投資に注目したケインズ
5-3 供給と需要のギャップを埋める投資
5-4 投資の効果を見極める
5-5 乗数効果と投資乗数
5-6 具体例に基づく乗数効果
5-7 限界消費性向と投資の関係
5-8 乗数理論の意義
5-9 公共事業への眼差し
5-10 ケインズ政策への誤解
column5 名目GDPと実質GDP
第6章 公共事業は必要なのか
6-1 乗数効果は本当に効果的なのか
6-2 乗数効果に無理がある理由
6-3 赤字国債による公共事業
6-4 失業手当と公共事業の違い
6-5 公共事業がはらむ問題
6-6 利権化する公共事業
6-7 公共事業の存在理由
6-8 不況対策と公共事業
6-9 経済発展の活力源イノベーション
6-10 需要創出型のイノベーション
column6 デフレーション
第7章 ケインズ経済学と日本の停滞感
7-1 外需依存と金融恐慌
7-2 重商主義と外需頼み
7-3 貿易黒字=好況ではない
7-4 貿易の拡大が不況を招く?
7-5 重商主義から自由貿易主義へ
7-6 いまこそ内需拡大が不可欠に
7-7 アメリカの消費低迷と公共事業
7-8 調整インフレの是非
7-9 取り除くべきは社会不安
7-10 長期的な期待を形成するために
本作品は2009年8月に秀和システムより出版された『ケインズの経済学がよくわかる本』を一部修正し、電子書籍版として出版したものです。
20世紀を代表する経済学者の一人、ケインズ──。
本書は難解だといわれるケインズの著作『雇用・利子および貨幣の一般理論』をもとに、ケインズ理論を図解とともにわかりやすく解説しました。
慢性的な失業と不況のメカニズム、乗数効果と政府の投資や公共事業による不況脱出のヒントなど、豊富な図解でケインズ経済学のエッセンスを理解してください。
【目次】
第1章 ケインズとは何者か?
1-1経済学の巨人ジョン・メイナード・ケインズ
1-2 ケインズの生涯
1-3 ケインズの主要著作
1-4 『一般理論』のエッセンス
1-5 いまケインズが注目される理由
column1 ケインズとアルフレッド・マーシャル
第2章 ケインズ経済学の不況観
2-1 ディマンドサイドとサプライサイド
2-2 新古典派経済学の不況観
2-3 新古典派経済学の失業観
2-4 摩擦的失業と自発的失業
2-5 ロビンソン・クルーソー経済
2-6 理論の核心としての有効需要
2-7 有効需要を構成する要素
2-8 非自発的失業の発生
2-9 需要不足による不況の発生
2-10 こうして雇用不足が発生する
column2 ケインズと魔術師ニュートン
第3章 有効需要が不足する理由
3-1 需要不足が起こるメカニズム
3-2 社会の消費量を決める消費性向
3-3 限界消費性向とは何か
3-4 貯蓄と投資は等しくなる
3-5 投資の限界効果
3-6 投資と利子率の関係
3-7 利子率を決める流動性選好
3-8 企業家心理が投資に及ぼす影響
3-9 長期の期待と不確実性
3-10 不況が社会を突如襲う理由
3-11 豊富の中の貧困というパラドックス
3-12 悲観の誤謬に陥った日本
column3 ケインズと絵画コレクション
第4章 流動性選好から消費拡大へ
4-1 不況の背景にある貨幣という存在
4-2 貨幣とは何か
4-3 流動性選好の動機
4-4 人の心理が決める流動性資産
4-5 貨幣の魔力
4-6 金融緩和政策と流動性の罠
4-7 合成の誤謬
4-8 蜂の寓話
4-9 賢明な支出を促せ
4-10 スタンプ付き貨幣
4-11 消費しても尽きないもの
4-12 織田信長と茶の湯
column4 ハイパーインフレーション
第5章 投資と乗数効果
5-1 需要不足による不況への処方箋
5-2 政府の投資に注目したケインズ
5-3 供給と需要のギャップを埋める投資
5-4 投資の効果を見極める
5-5 乗数効果と投資乗数
5-6 具体例に基づく乗数効果
5-7 限界消費性向と投資の関係
5-8 乗数理論の意義
5-9 公共事業への眼差し
5-10 ケインズ政策への誤解
column5 名目GDPと実質GDP
第6章 公共事業は必要なのか
6-1 乗数効果は本当に効果的なのか
6-2 乗数効果に無理がある理由
6-3 赤字国債による公共事業
6-4 失業手当と公共事業の違い
6-5 公共事業がはらむ問題
6-6 利権化する公共事業
6-7 公共事業の存在理由
6-8 不況対策と公共事業
6-9 経済発展の活力源イノベーション
6-10 需要創出型のイノベーション
column6 デフレーション
第7章 ケインズ経済学と日本の停滞感
7-1 外需依存と金融恐慌
7-2 重商主義と外需頼み
7-3 貿易黒字=好況ではない
7-4 貿易の拡大が不況を招く?
7-5 重商主義から自由貿易主義へ
7-6 いまこそ内需拡大が不可欠に
7-7 アメリカの消費低迷と公共事業
7-8 調整インフレの是非
7-9 取り除くべきは社会不安
7-10 長期的な期待を形成するために